想いを桜に喩え。静かに、ゆっくり。それは徐々に迫りくる。恐怖なのか愛なのか。あの日憧れた人は、桜と同じ。綺麗なものほど、終わりは望まない闇を見せてくる。凛とした孤高の存在はもういない――――。
花岡 柊(はなおか ひいらぎ)と申します。 ビーズログ文庫から「マイペースな君」四六判で発売中です! あまり時間もとれず、なかなか皆さんのところへお邪魔で…
何百、何千という愛のカタチに一つの愛が加わる。それは初めは拙く、その後年月が過ぎるとともにその愛は・・・ぜひ、一気読みをお勧めします。
暖かい花の季節に咲いた一つの恋が、同じ季節を巡り、次第に変化していく。それを辿った物語の構成が、二人の関係の変化を強く映し出しています。時を重ねるごとに翳り彩度を落としていく彼女の心が、鮮やか…続きを読む
あんなに尖っていたのに……何か壁にぶつかるたび小さな挫折を繰り返すたびなんだかこうなっていたかもしれないパラレルワールドの自分を見せられたかのようないたたまれない気持ちハナエはどこまで…続きを読む
恋から愛へ……その変遷が、鮮烈に描かれている作品だと感じました。各エピソードが「2年目」となっているのも、味わい深かったです!この先、二人に待っているのは幸せなのかどうか。少なくとも、まだ「…続きを読む
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