僕は小学生時代に図書委員長でした。結構頼りにされた思い出があります。
テンポはややスローな印象で、ありがちと思いきや怒とうの連鎖にどんどん引き込まれる。本屋という発想が良かったですね。
文章と展開の相乗効果が素晴らしいところが特筆される。どちらも欠かせない。
INTとは別に経験による知識を反映するパラメーターがあると面白そうです。主人公は200ぐらいありそうです。本で得た知識と自分で歩いた経験で得たものは揺るぎ無いですね。
キャラクター達は舞台に匹敵するほどの優しさがある。この作品が今後レベルアップしていくと面白いですね。
ファンタジー世界の書店員が、嫌々ながらダンジョンに潜るハメになるというストーリー展開。これが昨今のツボを押さえていて、ものすごく好感がもてます。
そして、キャラクターが抜群にいい!
特に、主人公アシタの思考や行動は必然性があり、すいすいと読むことができます。本好きなら(というか、カクヨム利用者で本嫌いは居ないと思う<笑)「あーわかるわかる」と共感間違いなし。
さらに、さばさばとしたヒロイン、エルシィも一本筋の通った、きもちの良い女性。誰しもがいっしょにダンジョン探索したくなるような、明るい魅力に溢れています。
そんな2人が織りなす、今後が気になる良作品です!
一読者として、更新楽しみにしています!