【HELLO】
アラームよりも先に目を覚ました日は、朝もやに包まった街に踏み出そう。
寝ぼけ眼のビル群を見上げて、最も早起きな駅へと歩く。
今日も誰かからのおはようを待ってる無人改札の前を横切って、反対側の出口を目指した。
少しずつ街が目覚めてゆくのを肌で感じながら、路地裏を縫って進む。
随分と狭くなった空は、それでも青く透き通っていた。
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