【黒猫フォルテシモ】

眠ったまま目覚ましを止めて、何事もなかったかのように布団にもぐり込んだコイツを起こすのが、俺様の日課だ。別にコイツが遅刻しようとも知ったことではないが、朝餉を食いっぱぐれるのは我慢ならない。


爪を立てないように用心して、鼻の頭を連打するのははっきり言って面倒だ。だが、寝惚けた声で俺様の名を呼ぶコイツの顔を見ると「仕方ないな」と思ってしまう辺り、俺様も甘い。

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