久々に心踊る読書体験でした。
この作品が唯一無二の感性で埋め尽くされていることは間違いない。ただ、あまりに個性的すぎて、世界を覗こうとするたびに跳ね返されてしまう。作者と同レベルの極めて高い感性がなければ理解不能な部分が多い。正…続きを読む
読んでいて痛みを感じるような小説は久しぶりでした。文章の世界観に耽美的なものを感じて、心を奪われます。ゼロ年代の雰囲気を感じつつも、最先端な気分を味わえる作品です。
他の追随を許さない独創的かつ圧倒的な文章力、その筆致から繰り出されるダークファンタジーのような青春物語の鮮やかさに惚れました。世界が醜いか美しいかは人それぞれの心の有り様によって決まるのだと思わ…続きを読む
一つずつ文字を読んでいるというより、その場面が勝手に目に浮かんでくるようです。まるで映画、いいえ、アニメを見ているような気がします。意味不明に繰り返されるセリフ(と名前が面白いキャラクターら)、…続きを読む
もっと見る