どの作品にも独特な恐さと残酷さをもつ八島さんの作品のなかでもこれが一番好きです。がんばってください!
話の冒頭で女主人公は独白しますーー「罪。そう、これは罪なのです。無論、罪悪を犯すのは私です。」と…身分違いの恋が罪なのかと思いきや…!?読みすすめれば彼女が犯すという罪の本当の意味が…続きを読む
源氏物語?をほうふつとさせる古典の王道や神道をふまえながら、人と神の恋愛を描く和風ファンタジーです。どこまでも日本的でありながら独特の世界観を形成しています。理路整然としながら情感ある文章も魅力的で…続きを読む
いつ殺されてもおかしくない女奴隷の独白でつづられる恐怖譚。一見すると舌を食べる艶夜様が怖いように見受けられるがけなげで純愛に生きる主人公が一番不気味に思えるのは私だけだろうか。震えながら結末を見届…続きを読む
全文から匂いたつような独特の雰囲気がただよってきます。残酷なのだけれど、奇妙な美しさにあふれています。独特な世界も魅力的です。
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