災害というのは無慈悲で、無意味に人をさらっていく。抗いようのなう理不尽というのは時に在る。それでもなお、逃避ではなく立ち向かうことを、空を飛ぶことを選んだ人たちがいた。降りかかる理不尽に相対する術がなかったとしても、全ての行動が何の意味も残せなかったとしても。抱かれた思い、その行いの価値が穢されることはないのだと信じたくなる。
人が動いているって感覚がする素敵な文章です物語の終着点が見えてきてからは本当に読むのが苦しかったのですが、読めて幸せだと心から思えました
地面に落ちない限りほぼ不死身の身体に致命的な火力を搭載した異世界の怪物『飛獣』を相手取り、街と人命を守る為『反重力種』と呼ばれる飛行能力を得た新人類によって構成された部隊ーー『対空警邏』の面々が死闘…続きを読む
連載開始当初から、リアルタイムに更新を見守ってきたこの作品が、とうとう終わってしまった。 実は第二部や番外編の開始も期待していたのだけれど、すべてはすぱっとここで、潔く「さよなら」してしまうらし…続きを読む
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