「40億年をスゴロクのように旅する」という発想がとてもユニークで、生命の誕生や進化という壮大な題材を、ここまで賑やかな冒険物語にしているのが面白かったです✨️
不老不死を求めたわがまま姫・蓮姫が、薬の飲み方を間違えたことで遥か太古へ飛ばされ、各時代の「時の主」を助けながら元の時代を目指すという導入から一気に引き込まれました😁
特に魅力的なのが蓮姫のキャラクターですね😁
口は悪いし、短気だし、とにかく自由奔放🤣
それなのに、旅の中で出会った誰かが困っていると放っておけない。アキアの願いを知って「絶対に星を見せてやる」と約束する場面など、最初の「自分の望みを叶えたい」というお姫様から、少しずつ他人のために動ける人へ変わっていく姿が印象に残りました✨️
また、原始生命や深海の熱水噴出孔など、一見すると難しくなりそうな生命史の話を、蓮姫たちのドタバタした掛け合いや下ネタまで交えながら描いているので、堅苦しさを感じずに読めるのもこの作品ならではだと思います😁
「命とは何なのか」「生きるとは何なのか」という大きなテーマを扱いながら、とにかく明るく、笑えて、時にはしんみりする――。
生命の歴史を舞台にした、とんでもなくスケールの大きな珍道中という表現がぴったりの作品でした✨️
バイシャ・ジヤ・グル。
つまり自身を『薬師如来』と名乗る爺様に、不老不死の薬を与えられて、一刧年のサイコロを振りながらタイムトラベルを繰り返すハメになってしまったカムラちゃん。
まずは過去から始まって、更には人類誕生前まで跳んでしまい、知らず知らず歴史改竄をしてしまう。
そして、一つの時代がなかったことに……(^_^;)
ジャンルはSF。仏教。タイムトラベル。地理・歴史好きな方は是非お読み下さい。
でも、何処と無なくファンタジックな印象もある作品です。
更には、読みやすく吸引力もある。
気づいたら最新話まで読んでました。
カクヨムコン6長編参加作品です。
読者選考2/7迄~!
王妃に孤児だった彼女は保護され、王家の一員となります。
彼女は不自由なく育ち、何時しか周りを省みない姫君になりました。
年頃となった姫君は、永遠の若さを求め、薬売りの老人から不老不死の薬
を手に入れ、不死となります。
しかし、如来様によって40億年前へ、姫君の住む世界へ立ち返るには、
時の番人が持つサイコロを振るしかありません。
このお話の魅力は、行った時代の生命体(原始細胞や古代生物)と意思
疎通出来る事です。
これは姫君がいる所の生命体が、擬人化生物と言う状態にあるからです。
この状態は、ほぼ人と同じ能力を持つと言う事らしいので、恋に落ちても
大丈夫、あんな事やこんな事もNo Problem。
SFとしてはハードな部類に入ると思いますが、心配はいりません。
異世界ファンタジーと同じ、難しい言葉は魔法詠唱を思えばよいのです。
生命の生い立ちを、スゴロクにして旅をする。
斬新で、とても面白いお話です。