3年前のラブレター
御坂
第1話
俺は、クリスマスにはカップルをガン見して 「マジリア充爆発しろ」 だとかなんだとか周りの奴らと騒いでいる、まあ、どこにでもいる男子高校生だ。
そんな俺は今、涙を流している、
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3年前
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その日の君の様子はいつもとなんら変わりなく、いつも通り、長い黒髪を風になびかせて、でも、何か違う雰囲気を纏って、
「ねぇ、✕✕くん、今日もいつもの公園に...6時ね!」
と、言った。
俺も、いつも通りに、
「おう、わかった」
と言った
+++
_____6時になって、公園に、君と二人、今日あったことや、先生への愚痴、友達の事を話す。いつも通りのはずなのに、なにか違って、その何かがわかるようで、わかりたくなくて。
それまで、元気に喋っていた君が、急に
静かになって、
怖いな、と思った。
「...あのさ、✕✕くん、、言いにくいんだけど、私達、」
嗚呼、聞きたくないなぁ、その先は。
「別れない?」
耳なんてなくなってしまえばいいと思った。でも聞いてしまったからには返事をしないといけなくて、
「...なんで?」
中学生だった俺には"別れる"なんてよくわからなくて、質問に質問で返した。
「もうすぐ、受験でしょう?もうそろそろ、勉強に集中したほうがいいと思うんだ、私。高校生になって、まだ、お互い好きだったらさぁ、また、一緒にいよう?」
俺と君は志望校が同じだったし、俺はずっと好きでいられる自信があった。
だから、俺は。
「....そうだな、勉強に集中しようか」
と、別れることを、了承してしまった。
それを、後悔するとも知らずに。
そして、次の日、君は。
俺の前から姿を消した。
3年前のラブレター 御坂 @natsunoowari_
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