Again

@Ayumu205

第1話エピローグ

高校2年の春、今から2年も前の事だ。

「好きです、付き合ってください」


人生で初めて、告白された瞬間であった。

一瞬、何を言われているのか理解出来なかったが、少しの時間を置いて理解出来た。


返答に時間がかかりすぎたようで、

「やっぱり…ダメ…?」

と聞かれてから、こちらも

「…よろしくお願いします」

と答えたのであった。


あの時から付き合っていた彼女は、今は隣からいなくなってしまった。

この先自分はどうしたらいいのだろうと、

答えが出るはずもない、青空を仰いだ。


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