何かのついでで書いたり書かなかったりする
人を人たらしむるは何か。思想か、情操か、魂魄か。人の形に見える肉体があれば、人と呼び得るのか。人から何が欠ければ、その者は人でなくなるのか。幼いころ、魂を持たぬ存在「ニング」に襲われ、自…続きを読む
細かく編み上げられたオリジナル設定を持ちながら、内功や峨眉刺などの武侠小説好きには堪らない単語も随所に現れ、加えて式神や仙術の類までもが登場する一風変わった幻玄ファンタジー世界。えぇい、私の…続きを読む
幼き頃にニングとなった青年、ジュイキン。この物語は、彼の再びの死と人生の転換の物語だ。中華風の世界を舞台に、魂のあり方を巡る戦闘活劇。何故生きる、どう生きる。ニングという存在を筆頭に、死のあ…続きを読む
何度も読んだ。読むたびに心が震えた。大好きな作品の1つです。荒俣宏や大塚英志を彷彿とさせる厚みのある世界観に武侠小説のそれを重ねたところが既に大興奮です。そして軽快な会話と細かい伏線の回収を…続きを読む
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