非常に鮮やかな回収の短編。短い中で提示された材料を、見事に回収して終わっています。シチュエーション先行の現代にもマッチした題材ですね。短編かくあるべし。私も見習わせていただきたいと思います。
◆カク側としての自己紹介◆ 言葉遊びをしようとして言葉に遊ばれてばかりですが、どうぞよしなに。 『狐ノ嫁入リ』カクヨム放送局vol.5にて紹介(咆哮)して…
短編だからこそ味わえる軽快な時の流れ。オチもいいですが、1年あれば確実に気づいてしまうだろうと思ったので、甘い部分もある。けれども、勢いで読むことができるので、読後感はよかったです。また…続きを読む
歳の差婚が市民権を得た時代。このような構図が想像出来なくもない。しかし、ただ、どうしても私は感情論が先に浮かんでしまい、モヤモヤとした気持ちになってしまった。何と言うか、哀れな主人公に同情してし…続きを読む
男女の繊細な恋愛観の機微と推移を見極め、SFの本質のひとつともいえる僅か先の未来の予測。いやあすげえな、俺は完全に同世代の厨なので、ちょっとくやしい気分で読んでおりましたが、もっともだなと思って読…続きを読む
もっと見る