焦った

焦った。

もの凄く焦った。

信じられないくらい焦った。

対応に追われて何時間もパソコンの前に座った。


上司が怒った。

部下からは冷ややかな目で見られた。

同期からは呆れられた。


やっと全部を修正した。

気を抜いた瞬間、激しい頭痛に襲われた。

ふらふらした足取りで家に帰った。

夕飯も食べずにベッドに倒れ込んだ。


翌朝になっても頭痛はおさまらなかった。

上司に電話して、休暇を申請した。

すると、また上司が怒った。

焦った。

目の前にいないのに何度も頭を下げた。

そして急いで家を出て電車に飛び込んだ。


こんなの奴隷の生活じゃないか。

そう思ってもやめられない。

自由が怖いから。

誰かに従っていたほうが楽だから。

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