ネタバレ禁止なので深く言えないのが残念なのですが、「はあはあ、そういうことなのね」と想像しながら読んでいたことが最後にひっくり返されました。お見事です。
しがない小説書き。自サイトでは長編、短編、和風、洋風、はたまたアラビアン(?)と節操なく書き綴っている。創作にAIと遺伝子組み換え大豆は使っていません。
短いSF短編ですが、オチを読んだら、もう一度最初から読みなおしちゃいました。ああ、そういうことか、と。でも、(少しネタバレますが)ひっくり返った設定で読んでも、きちんと矛盾なくつくられていて、よ…続きを読む
掌編の良作とは、かくあるべきでしょうか。読み手は受け手ではなく、行間に隠された真意を追究すべく読みこまなければ、本当の面白みは理解できないと思います。登場人物二人と、ほんの少しの背景描写のみ。…続きを読む
SFショート・ショートの名手である、星新一さんを思いださせるような掌編です。上品で、無駄がなく、落ち着いています。分量が少ないために呆気無さが否めませんが、作者自身が「掌編」と看板を掲げている以上、…続きを読む
スッキリした短編でした。長編の書き出し部分のようでもありながら、ラストには驚きのオチがあって短編としても完成されています。この出来事のその後がすごく読みたいのですが、読まずに想像だけを膨らませ…続きを読む
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