第72話 会いたい
優しかった先輩の顔を思い出すと、矢も楯もたまらず会いたくなった。
大体の方向を頼りに、時々人に聞きながら、歩いた。
先輩のいる町に着いて、目的の保育園のそばの公園で一休みしていると、
お腹がすいてきた。
何時もリュックに入れている飴を口に放り込む。
保育園を伺うと、お母さんらしい女性が大勢来ている。
お迎えの時間らしい。
園の制服らしいのを着ている人を探すと、いた。
先輩の姿を見ると涙が出てきた。
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