地元を舞台にした作品を書こう

 突然ですが、読まれる小説とは何でしょう?これには色々な答えがあると思います。まずは思いつく限りいくつか挙げてみましょう。


 ・読者の共感を呼ぶ作品

 ・読んで爽快感を覚える作品

 ・読んで燃える作品

 ・読んで萌える作品

 ・読んで笑える作品

 ・読んで好奇心を満たせる作品


 まだまだあると思いますが、取り敢えずこれだけ挙げてみました。これらの条件を狙って書けるようになれば最初は反響が低くても徐々に読者は増えて行く事でしょう、多分。

 しかし、中々そう上手く行かないものなのではないでしょうか。名作は時間を超えますから、ちゃんと面白い作品を書けたなら万人に受け入れられるはずなのですが……。

 時代と共に読者の感性もまた変化していきます。この時代だからこの作品がヒットしたと言う時代背景もある事でしょう。

 そう言う訳でヒットを掴むのは難しい訳ですね。1度ヒット作を出しても次が続かないなんて事も小説に限らず創作あるあるですし。


 そんな中で、比較的確実性が高いものに読者の知らない情報を組み込んだ作品と言うのがあります。読者の共感を得るには世間の雰囲気を掴むスキルも必要とされますが、知識欲を刺激する場合はその必要がありませんからね。知らない情報を知る喜びは古今東西老若男女、誰もが持っている普遍的なものでありましょう。


 何が言いたいかと言うと、読者の知らない読者の興味を持つ情報が得られる作品が書ければ、ある程度のヒットは見込めると言う事です。そこに作品自体の面白さが加われば鬼に金棒ですね。だからこそ文豪と呼ばれる先生方の作品はひとつの作品を書くのに多くの取材をされたのだと思います。


 小説家の作品に対する資料集めのは逸話は探せばいくつも見つかります。徹底した資料集め、取材に裏打ちされた圧倒的なリアリティが売りの作品とか名作と言われる作品の中には数多く見られます。最近の話で言えばムツゴロウさんが小説を書こうとまずは2年間資料集め、取材に時間を掛けると言った話もありましたね。


 そう言う意味では小説=取材と言えなくもないのかも知れません。異世界ラノベでもその世界のリアリティを高めるのにかなり設定考証を極めている作品もあるようです。勿論ただ調べた事を羅列しただけでは良い小説にはなりませんが……。


 で、私達一般アマチュアの書き手達はそこまで綿密に設定に凝ると言うのは難しい面があると思います。書けて自分が体験した事を小説に盛り込む事くらいでしょうか。学園生活を描いた作品が多いのも誰もが学生生活を体験しているからと言うのもあるのではないかと思います。読者としても学生生活は共感しやすいでしょうしね。


 そこで私は考えたんですよ。作者は詳しく知っていて読者も興味を持ちそうなものが何かないかなと。で、行き着いたのが地元を舞台にした作品でした。地元をネタにしたら知らない人からは興味を持ってもらえますし、作者側も地元だからそこまで資料集めしなくても自分の体験だけでも十分知識はあるしでウィンウィンです。


 と、この内容をいずれここに書く為にネタ帳にストックした数日後に行われたのが街コンでした。正直何てタイミングだ!って思いましたよ。街コンは短編コンテストにもなっていて、カクヨムで鍛えられた短編書きのみなさんが大活躍したのも記憶に新しいと思います。


 そう言う訳でですね、何かひとつ大きな武器を持ちたいなと考えている書き手の皆さん、地元小説を書くと言うのもアリだと思いますよ!と、僭越ながら提案させて頂きたいと思います。

 最後までお読み下さり有難うございました。では、良き執筆ライフを!

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