最後の一瞬を作り出すために、物語の全てが計算しつくされている所が見事というほかなかった。最後にMが作った世界平和は、フィクションだからこそ成り立つものであり、現実はもっと残酷だ。そんなリアリティを痛いほど感じさせる作品だった
はじめまして、西織です。 異能バトルとキャラクターミステリをこよなく愛しています。 創作のジャンルとしてギャンブルモノが好きなのですが、中々作品が見当たらな…
戦争は愚かだと強烈に訴えてくる作品。何百年も前から幾度となく争い続け、直接被害を受けたわけじゃないのに綿々と受け継がれていく恨み。自国の利益のために紛争に首を突っ込む強国。現地の人を人と思っていない…続きを読む
世界的スーパースターの『M』の死。世界で報道される。たったひとりの男の死は…人々の心をどう動かすのか?生命の重さ。テロ。まるで他人事のように見ていた。『ブラッドライン』を読んでとても考えさせ…続きを読む
国境も人種も思想をも通り超えて、たった1人の死を思う様は、とても静かに胸打たれました。 そして、読み終わった後には何気ない日常ですら、残酷に思えてしまう。 素晴らしい作品をありがとうござ…続きを読む
一人のスーパースターが死んだ事件。これを様々な国の様々な立場の人達がそれを感じ取り、どう受け取っていくのか。こんなにリアルに詳細に展開されていて、圧巻でした。やはり、日本国は超リアルに感じました。…続きを読む
もっと見る