第61話 狂人日記

 今日はギャグはありません。結構深刻な話が二つ出来ました。


 一つ目。

 煙草が切れた。ツレが買ってきてくれなかったからだ。自分で買いに行くのは面倒くさいので、我慢をすることになる。

 食料品の買い出しに、スーパーOKに行った。でも煙草は売っていなかった。おいらの降りるバス停のすぐ近くにローソンがあるのでそこで、買えればよかったのだが、手荷物がいっぱいで寄れなかった。

 ウチに帰って、洗濯物の取り込みをしていて、ふと横を向いた。そこには隣のアパートなのか一軒家なのかよくわからない建物があって、ちょっと小さめの窓がある。おいらはいつも煙草を吸うたびに「この窓の中の人、怒っていないかな」とすごく心配していた。その窓がである。突然開いたのだ。そして中から阿修羅みたいなヤンキーが上半身を出して左右を見ている。ついにその時が来たのだと、おいらは直感した。ヤンキーくんが喫煙者ならば良い。しかし煙草を吸わないマイルドヤンキーだったらどうしよう。もう、煙草が吸えない。吸いたくなったら山の上のローソンの灰皿まで行かなくてはならない。あの阿修羅がただの通りすがりであることを祈る。


 煙草は最悪、やめればいいが、もっと困っていることがある。“幻聴”である。普通幻聴は「悪口を言われている」とか「誰かに命令されている」という、統合失調症特有の現象だが、おいらの場合は“軽快なラテン系のメロディー”だったり“オペラみたいな重厚な音楽”だったり“愉快なんだけどなにしゃべっているか分からないデスクジョッキー”だったりする。強迫観念はない。でも日に日に音量が大きくなっている。これを書いている今も外人の女の人がよく分からん言語でなんか歌っている。

 この現象は一人でいる時のみに起こる。ツレがいると聞こえない。外でも気にならないから聞こえていないのだろう。一人で部屋にいる時のみに聞こえる。ここんとこiPodいらずだ。

 明日は病院に行く日なので、先生に聞いてみよう。でも先生、最近やる気ないんだよな。テレビばっかり出てないで、患者の声に耳を傾けてよ。


 ああ、今日もたわいのない文章を書いてしまった。フォロワーさまたち、そろそろこの船は沈みます。逃げるなら今のうちです。ガンバと仲間たちも逃げ出しました。お忘れ物ないようお逃げください。

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