特異な性癖を持つ僕と君の関係はディナーで満たされる・・・・2人の紡ぐ言葉と、脳内に情景が浮かび上がる丁寧な描写。現実とファンタジーの狭間の世界が見事に表現されています。完全に引き込まれてしまい、ストーリーを一気に読み進めました。以前から創作活動を応援していましたが、今回初レビューさせて頂きました。今後の創作活動を楽しみにしています。読み応えのある作品、ごちそうさまでした。
オイシイ関係とは何ぞ。食物が美味しいのか。はたまた常人には想像出来ないものなのだろうか・・・読み進めると、艶かしい「食べる」行為。しかしそれが用意に想像できる。その表現力。win-winの関…続きを読む
もっと艶めかしいお話と思っていたら…いえ、描写はとても艶めかしいのですが、なんと表現したらいいのか…。人間の内側の傷を抉るような内容に深く考えさせられ、それなのに読み進めても不快感は感じません。…続きを読む
友人が食事する姿を見る「僕」の語りのスピード感、噛み合わない会話の書き方に、気が付いたらのめりこんでいました。人の食事する姿に執着する狂気を感じながらも、物語の根底には常に温かさがありました。…続きを読む
10万文字に詰め込まれた深いドラマがこの作品にはあります。こういった濃厚なストーリーはとても好みです。ファンタジー要素があるにも関わらず、とてもリアリティ。不思議な作品です。描かれている食べ物…続きを読む
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