初給料
働くってことは
お金がもらえる
専業主婦暦は長いですが
その前は5年間同じお好み焼き屋さんでバイトをし、
高校から短大卒業まで続けました。
景気もよかったからでしょう
お好み焼き屋の店長から
卒業旅行の代金をプレゼントしてもらった嬉しい記憶があります。
この恩恵は
他にも2人ほどいました。
うちでは高校入学したら
「お小遣いは自分で稼ぐこと」
その後お年玉と誕生日以外にお金をもらえることはなくなりました。
ちなみにこんな標準語っぽい文章ですが
出身は大阪で、子どもを叱る時はとことん大阪弁です。
しかし、子ども達はにせ大阪弁しか喋られません。
バイト自体は、他にもかけもちで
大好きな書店、イベントの受付
そんなことをやって学生としての小遣いには
不自由してませんでした。マンガや本を買うのが趣味でしたから
お洒落な服を着るようになったのは、
今のだんなさんと短大2年の時に付き合うようになってからでしょうか。
恋の力はすごいもので
めっちゃやせました。
きらきらした日々を送っていたようです。
自分が使うお金は自分で稼ぐのが当たり前人生だったのが
結婚して仕事を辞めて
だんなさんの稼ぎだけでの生活
子育てに専念できたのは本当にありがたかった。
子どもを育てるだけでもとんでもなく大変なのに
さらに仕事をしていたら
当時メンタルがほどほど弱かった私
子育てだけで結構育児ブルーになってたので
されに
弱って疲れきっていたでしょう。
けれど
自分で稼げないことに
むなしさを感じていたのも事実です。
さて、
初給料日です。
どきどきしてました。
ヤママネはお休みの日
何事もなく終了・・・
気がつけば更衣室で帰り支度をしていました。
あれ?
明細書とかってくれないのかな?
気がちっちゃい私は誰かに聞くことも出来ず
帰りに振り込まれているはずの通帳を持って銀行へ。
どうなの?入ってるの?
記帳。
この通帳もこのために開設したものです。
入ってるー!!
ちゃんと振り込まれてました。
その翌月
「はい、さくらえびさんの」
ヤママネに明細を渡されました。
今月のです。
先月は・・?
なんとなく聞きそびれてしまいました。
その後も
もらえない月がたまにあります。
どうもヤママネが事務からまとめて預かって
渡し忘れているようです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます