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みぎり散る桜はらはら

みぎり散る桜はらはら

機杜賢治

おすすめレビュー

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★★★
★19
8人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 増岡
    37件の
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    ★★ Very Good!!

    やさしくも強かな世界観

    絶望が、こんなにも簡潔に美しく無駄なく、そしてわかりやすく描かれえるものだとは、思わなかった。

    大切な人がいなくなる。
    私はまだその経験を知らない。
    けれども、主人公が大切な人を失って感じたこと、考えたこと、これがすとんと曇りなく胸に響く。
    書かれた言葉のひとつひとつがとてもわかりやすく、理解できる。

    死を描きながらも画面が明るく優しいのは、桜のおかげかもしれないし、すこし古式ゆかしい文章表現のおかげかもしれない。

    また、絶望も、人間の普遍的なテーマと言えるだろう。
    答えはひとつではないが、ここには答えのひとつがある。
    答えは現実的でシビアで残酷ではあるが、納得のできるものであった。

    • 2016年4月26日 00:53