厳しい環境の中でも、めげずに暮らす人々の生活を書いたものかと思いきや、最後に明かされる雨の無い理由に驚愕しました。

主人公の男が最後まで冷徹な態度を崩さない点も、物語に深みを与えていて良かったです。

飾り気のない文体が心地よく、場面をすんなりと思い浮かべることができました。
同じ世界観、同じ主人公で別のお話し（続き）も読んでみたい……そんな読後感でした。

初話でロボットと最後の文でSFなのは分かったけど先がよめない。もし次があるなら楽しみにしてます。