なんていうか、もう……文明の機器的あいつが最初に登場した時点で吹いてしまった。参りました。
桜枝巧と申します。 文芸部系。散文、短歌をやります。 宜しければ、お見知り置きを。
本作は作者(太宰)と登場人物(メロス)の立場の差を巧みに生かした、洒脱なユーモアに溢れた逸品です。 軽妙な文体が非常に冴えています! とても面白いのでお薦めです!
TVで放送できそうな内容ですし実際お茶の間で流れてほしいなこういうの。
このメロスなら、友達になれそうです。あ、ウソデス。太宰の介入が無いという条件必須です!
某24時間のテレビ番組のマラソンを上回るペースで走らされるメロスの切実な心情と、その作者の当時の心境(ああもうこいつはもう)を綴った作り手と作らされる側の熾烈な闘い。
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