◆求那管狐

家(の)電(話)が鳴った!!

私は、いつの間にか寝ていた!!


「魅奈~!

起きてる?」


「あ!

舞美ちゃん~!」


「メールしたよ!!

返信ないし、

携帯電源入ってないし、

まだ寝てた?

何かあったん?」


「舞美ちゃん~……。」


私は、舞美ちゃんに、

いきさつをかいつまんで話した!!



「え~っ?

ナニソレ!?

ちょっとおかしくない?

だって、メアドから、

住所を普通割り出しなんて、

ユーザー同士出来るわけないじゃね!?

ってか、

サギっぽくね?

精神的に追い込まれて、

向こうの貼り付けてるリンクにinしない限り、

無視して大丈夫だよ!!」


「まだ、リンクにinしてない……。」


「じゃあ、大丈夫♪

あのさ、

良いアプリ持っているんだ~♪

悪質メールを食べてくれるお守りマスコット♪」


「え♪

ナニソレ!」


「メール送るよ!

ガラケー版もあるよ♪」

「あ、来た♪」


携帯に舞美からのメールが来た♪


「アプリの説明よく読んでから、

入れてね♪

気に入らない場合も、

説明の所で、

やらないと、

必ず選択してね!

育てる式のだから、

ほっとくと可哀想なんで~!」


可哀想?


あ、なんかちっちゃくて可愛い~♪

求那管狐?

って書いてある♪


竹筒の中から、

可愛らしい狐ちゃんが、

ちょこんと顔を出している♪

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