雪の降る日、足跡のない人影を探してしまうかもしれない。そこに幼き日の心残りがありはしないかと。
主にTwitter(@ojitw)で活動しています。 短編・一話完結のものが多いです。 陽の当たらないすみっこに触れたい。 今のおすすめは【二十七番目の…
少年と、犬のクロの話です。描写がうまいですね!短い文章の中にも、必要最低限のものが組み込まれており、読者を飽きさせず、暖かい話に心が潤いました。犬の鳴き声、雪の記憶、少年の後悔、全てを巻…続きを読む
雪は昔から色々な小説で用いられた題材でもある。雪の儚さやその一瞬に輝きを見せる情景に感銘を受けた人が多かったのだろう。本作も雪が題材とされている。最後のオチも雪が溶けていくようにゆっくりと心地…続きを読む
どこまでも続く雪景色と、二十年越しに見た幻。この瞬間、相手もきっと同じ雪を見ているのでしょうね。いい作品でした。
雪景色が広がり白い吐息が少年に罪悪感を突きつける。苦く切ない記憶に雪が見せてくれた幻。ほろりと切なく、最後にくすりと微笑みがもれる。
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