テンポのままに読むのだ。きっとあなたは、何故か喉が渇いてくるだろう。きっと読了後、素敵な仕掛けにうふふと笑うだろう。僕は今、プルタブに指を掛けながらこのレビューを書いている。
ふぁっきんぴーす!
面白かったです! 掴みがバツグンであれよあれよという間に読み終わってました。最後に「あれ?」と騙されて結局まんまと二度読み(笑)落ち込んだ時に読みたい小説です。
読ませる文章とはこういうことか、と感動しました。ともすれば、どうしょうもないオヤジのどうでもいいようなつまらない行動になりそうな題材を、こんなに楽しくすいすい読ませるとは素晴らしい才能を感じます。
うかつにレビューするとネタバレになってしまうので一言だけ。リズミカルな饒舌に身を任せていると思ってもなかった景色に放り込まれる、そんなお話。
中年おじさんの自分が、何となくタイトルに魅かれて読みはじめました。感情移入できて、テンポよく読め、腹がへり、喉が渇きそして、、、、最後に畳み掛けるなぁと思ったら、見事にやられました。あらためて、最…続きを読む
もっと見る