シュールなのに可愛くて格好いい。マッチした世界観。
まじめにヤクザの物語なのに、どこか可愛らしい不思議な魅力がある。
とかく書き出しが良い。――肉球が夜のアスファルトを踏む音がした。どんな音だと誰もが一斉に突っこむだろう。そしてデデーン(効果音)しすぎて腹がw
「この手があったか」と思わず膝を打たされた、斬新でもありどこか懐かしくもあるネコ極道小説。内容は掛け値なしのバイオレンス・アクションでありながらどこかユーモラスな空気が漂うのはやはり猫という動物が纏…続きを読む
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