淡々とした地味な文章だなーと思いながら読み始めたら小熊ちゃんが少しずつ趣味に没入し、文字通り世界が広がる過程を見せ付けられました。カブへの愛があふれてる!なんだか趣味へ傾倒するあるべき姿をみた!という気がしたよ。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(284文字)
アニメ化された作品なんか読んでたまるかと思っていた。思っていたのに……。でも、これは別口。読むっつうの。ああ、読んださ。読みましたよ。なんか文句あるかあ!続きも読むっつうの!
外界に対して消極的だった主人公が、カブを買ったことをきっかけに、行動範囲の広がり=ヒト、モノとの繋がりと拡大していく構図、それが彼女の行動を受動的なものからしだいに能動的なものに変えていくこと…続きを読む
郵便屋さんや新聞配達でお馴染みの、ぶーんぶんぶんがしゃこんっていう音の主であるカブ。誰でも一度は目にしたことがあるバイクではないでしょうか。この小説の主人公である女の子、小熊は、どうしてかカブに似て…続きを読む
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