青空

一面に広がった空の果てを、僕らは、目指して歩きました。

見渡す限り何もなく、乾いた風が、僕らの身体を過ぎていくだけの日々でした。


一面に広がった空の果てを、僕らは、目指していました。

どうしようもなく何も無い、ただ、青い空だけが、僕らの知っている世界でした。


一面に広がった空の果てを、僕らは、探していました。

雲一つ無い青空から。 静かすぎるふたりの絶望から。 この世界から。


一面に広がった空の果てまで、僕らは、逃げてしまいたかったのです。

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