なんとなく目が離せない文章を辿って、結末まで読みました。滑稽さとかおぞましさとかシュールさとか、いろんなものが混ざり合っています。おろそしいのは針より糸。
※オレの活躍が終わったので名前を戻しました。 なんの気なしに読んだ作品が素晴らしかったり あとになって読み返したくなったり そんな感動を味わいたくて 時折…
何度となく期待させ、何度となくじれじれさせ、そしてあっさりと、それでいて軽妙シュールなこのラスト。
盛り上げて落とし、また盛り上げて落とし。小ネタを一つのラインにつなげて物語にすると言うこの形式は、テンポと毎回の「くすりと笑える」ちょうど良さがキモだと思うが、この小説はそこが上手く作られている。…続きを読む
こういうのをうまい小説というのだ。こうなれば面白いのにという想像の先を行くアイディア。そこに軽々と読者を連れて行く筆力。こんなに短いのに、いや短いからこそ、そして短くしたことが、この面白さを生み出し…続きを読む
針を刺そう刺そうとするじれったさが続いたかと思うと、ラストは風船に針を刺したかのように一瞬で終わってしまう。そんな恐怖を味わいました。
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