第3話 見上げた夜空
「おかえりなさいー!」
「わーっ、勇者のお兄ちゃんが帰って来たー!」
「リナねえ、リナねえ、コーヘーだよー!」
「ティアナお姉ちゃん、またグルグルやってー!」
森の中の岩窟に、子供達の明るい声が響く。
元々は岩に空いた洞穴だったが、耕平の魔法によって床や壁を整えられオートロックの自動ドアまで付けられたそこは、とうてい岩窟には見えなかった。
矢継ぎ早に話しかける子供達の声も聞こえない様子で、耕平はずっとうつむいていた。
のろのろと奥の部屋へと向かう耕平に、一番下の女の子ハナと、唯一の男の子タイガが駆け寄る。
「コーヘイー! 旅の話聞かせてよ!」
「わたしもー!」
「よーし、それじゃ、ティアナお姉ちゃんがお話してあげるよーっ。タっくんとハナちゃんもおいでーっ」
「えーっ。ティアナ、話できるの?」
「グルグルはー?」
「グルグルもやったげるから!」
子供たちは、キャッキャとティアナの周りに集まる。
ハナとタイガも耕平を追うのをやめ、ティアナに駆け寄った。
「コーヘイさん、何かあったの?」
子供たちを一人一人抱き上げグルグル回るティアナを眺めながら、リナがイリサに問う。
「私たちも、よく分からないんです……。山の下にあった廃墟の街で大グモの巣を殲滅した後から、様子がおかしくて……。何も話してくださらなくて、魔物と遭遇しても戦う意志がないみたいで……ひとまず落ち着く事ができればと、ここへ連れて帰ったのですが……」
「そっか……それじゃ、コーヘイさん達の旅の疲れが取れるよう、私たちメイドがしっかりサポートしないとね!」
「リナさん達にメイドを指示したのは、ここに置くための建前です。そんなに気負わなくてもいいのですよ?」
「そんな事分かってるって! でも、私たち、感謝してるんだ、コーヘイさんに、イリサさんに、ティアナさん、三人に助けてもらった事。あんな事をしたのに、許してくれて、居場所まで与えてくれて。他の人達から盗んだ物を返すのにまで、一緒に来てくれて、謝ってくれて。怒鳴る人、殴る人、通報する人……全部、コーヘイさんがかばってくれて。そこまでする義理なんて、ないだろうに。自分ならケガして帰っても、魔物との戦いだって皆に言えるからって。
もらってばかりじゃなくて、私たちも返したいんだ。でも、剣も魔法も使えない私たちにできる事って、限られてるからさ」
リナは、少し照れくさそうに笑う。イリサも、少し微笑い返した。
「ティアナお姉ちゃん、もう一回ー!」
「待って待って、さすがに私も目回ってきた」
「えーっ」
ティアナは座り込み、奥へと続く通路をそっとうかがい見る。
子供たちをここへと連れてきた時に、岩窟の中を大改装していた。今や、窓がないことを除けば屋敷と変わりない内装だ。奥に作った部屋の一つに、耕平は引きこもってしまったのだろう。
「コーヘイ……」
人気のない暗闇を見つめながら、ティアナはぽつりとつぶやいた。
真っ暗な部屋の中、耕平はマントも脱がずにベッドに倒れ伏していた。何もする気力が湧かなかった。
巣の入口で見た看板。その前に立っていた見覚えのあるビル。
あれは、恐らく新宿都庁前。耕平達は、駅から駅へと移動していた。
まるで風化したかのような街だったが、あれは年月による風化などではない。世界そのものが、いきなり作り変えられたのだ。だから、シャーペンで書いた文字があの日のまま消えずに残っていた。
元の世界にいた人たちは、どうなったのだろう。
魔王討伐なんて流れによるついでで、これまでとは違う人生を歩もう、ただこの世界を楽しもうと思っていた。モテモテハーレムだの何だの、調子に乗ってふざけたことを考えていた自分に嫌気がさす。
家族に、クラスメイトに、名前も知らないたくさんの人々……正直、クラスメイトだって全員の顔と名前を覚えていたかと言うと怪しい。それでも、彼らが犠牲になったかもしれないこの状況の上であぐらをかいていられるほど、耕平も神経が図太くはない。
どうして、こんな事になってしまったのだろう。
どうして、耕平だけが無事なのだろう。
耕平は白い小動物に何かを祈ったわけでもなければ、宇宙船で睡眠カプセルに入っていたわけでもない。ただ、自宅のベッドでふて寝していただけだ。
どれほど、そうしていただろうか。耕平はむっくりと起き上がると、ふらりと部屋を出て行った。
廊下壁に並んだ蝋燭は、消えている。廊下の先には皆が集まる広間があるが、そこの明かりも消されているようで、文字通り真っ暗だった。
耕平は魔法で懐中電灯を出し、足元を照らす。物音も何も聞こえない。皆、もう寝静まっている時間なのだろう。
緩い曲線を描いた廊下、そして広間を抜け、階段を上り、天井についた自動ドアから外へと出る。外はやはり夜で、光源も何もない山奥の森の中には闇が満ちていた。
耕平はその場に座り込み、目の前に広がる闇を見つめる。
「……眠れないの?」
声がして、耕平は振り返る。地面にある自動ドアから、ティアナが顔をのぞかせていた。そのまま彼女は外へと出てきて、耕平の隣に座る。
「わーっ。さっすが、ここは明るいねぇ」
「え……?」
耕平は、怪訝な顔をしてティアナを見る。
確かに岩窟の中に比べれば、懐中電灯を消していても辺りの様子が見える。しかしそれは、夜目に慣れたのもあるだろうし、決して明るいと言うほどのものではない。
ティアナはニンマリといたずらっ子のような笑みを見せると、耕平の首根っこをつかみ引き倒した。
「う、うわっ」
「ほら、明るいでしょ?」
ティアナも横で、仰向けに寝そべる。耕平は目を見開く。
目の前では、数多の星が瞬いていた。
どこまでも広がる空。今にも降ってきそうな満点の星。じっと眺めていると、地面に寝転がっているという感覚も薄れ、無重力空間に吸い込まれそうな錯覚に陥る。
「……私、バカかもしれないけど、話を聞くぐらいはできるよ」
ぽつりとティアナは言った。地面に投げ出された耕平の手が、ぎゅっと握られる。
「私も、イリサも、子供たちも、皆、コーヘイの事大好きなんだよ。コーヘイの力になりたいと思ってる。一人で悩まないで」
「ティアナ……」
耕平は、顔を横に向ける。そこには、少し照れくさそうに微笑むティアナの顔があった。
星空へと視線を戻し、耕平はぽつりと言った。
「家族が……死んだかもしれないんだ」
「……うん」
「家族だけじゃない。クラスメイトや、部活の仲間や、先生達……顔や名前を知らない同じ世界に住んでいた人達も、皆。俺はそんな事も知らずに、皆が犠牲になったなんて思いもせずに、ゲームや観光みたいな気分でこの世界を楽しんでた」
耕平一人が、あの世界からいなくなってこの世界に生まれ変わったのだと思っていた。誰かが犠牲になっているだなんて、思いもしなかった。
山の下にあった、古代遺跡。廃墟と化したビル群。あの街がどこなのか、気付くまでは。
「山の下にあった廃墟の街……あれは、新宿だ」
ティアナを振り返り、耕平は言った。
「シンジュク……って、どこ……?」
そう問うたティアナの瞳から、ぽろりと涙がこぼれ落ちる。涙は横に伝い、地面を小さく丸く濡らした。
「ティ、ティアナ?」
「あ、あれ? なんで、私……」
ティアナは驚いた様子で目元に触れ、起き上がりごしごしとガウンの袖で目をこする。涙は後から後から、流れ続けていた。
「ご、ごめん。なんで、こんな……。あの街のことを思い出したら、なんだか急に寂しいような悲しいような気持ちになって……なんで……」
ティアナ自身も、なぜ自分が泣いているのか分からず困惑している様子だった。
耕平も身を起こし、ティアナを見つめる。そして、ハッと気が付いた。
「ティアナ、お前……今、何て……?」
「え、あの街を思い出したらなんでか急に……」
「そうじゃなくて、その前! 『どこ』って、言ったか? 『新宿って、どこ?』って」
「え? あ、うん……」
ティアナは目をパチクリさせる。耕平は真剣な顔つきだった。
「どうして分かるんだ? 『新宿』が、場所の名前だって。今の話の流れなら、普通、『何?』って聞き方になりそうなのに」
「え……あれ……? なんでだろ……?」
ティアナはぽかんとした表情で首をひねる。
耕平は、一つの仮説に思い至っていた。――いや、これは確信だ。新宿という言葉への知識。廃墟の街に対して、湧き上がる感情。
ティアナも、耕平と同じあの世界に生きていた人の一人だ。
ティアナ本人はそれを憶えていない。どう言う訳か、憶えているのは耕平だけらしい。しかしそれは、一つの希望の光を生み出していた。
人間は犠牲になっていないかもしれない。他の人達も、ティアナと同じように記憶を書き換えられ、別の人物としてこの世界に生き残っているかもしれない。
魔物に襲われたり、村八分にされたり、山賊に居場所を奪われたり。元の世界では、そんなことはなかっただろうに。
「……ヤマガミは魔王によって生み出されたって、前に言ってたな? 他の魔物もそうなのか?」
「え? うん……死霊みたいに、人間の負の感情が集まって生まれるようなのもいるけれど、基本的に魔物は、魔王が生み出したって言われてる。どうしたの、突然? 勇者なんだから、それを知っていて魔物と戦ってるんじゃないの?」
「魔物を生み出しているのは魔王、あの街を滅ぼしたのも魔王……か」
耕平は立ち上がった。その表情はもう鬱々としたものではなく、キッと闇を睨み据えていた。
「ありがとう、ティアナ。決心がついた。やっぱり俺、魔王を倒すよ。ちゃんと、本気で魔王の城を目指す」
「う、うん……?」
耕平は、ティアナを振り返る。ティアナは地面に座り込んだまま、ぽかんとした表情で耕平を見上げていた。
「その前に、ティアナ達に話さなきゃいけない事があるんだ。イリサや、リナ達にも」
もう、逃げ出さない。
もう、誤魔化さない。
柴田耕平は、ここから新しいスタートを切るのだ。
夜ももう、遅い時間。わざわざ皆を起こすわけにもいかない。
話は朝にと言う事になり、耕平とティアナはそれぞれ部屋へと戻った。
今度はきちんと着替えてからベッドに横になり、耕平はこれまでの事、そしてこの先の事に思いを巡らせる。
耕平に力の使い方を示唆した着物の男。彼は、世界の転生について何か知っている風だった。聞きたいことは山ほどあるが、どうすれば彼にまた会うことができるのか分からない。魔王の城を目指していれば、いずれまた再会することができるだろうか。
そんな事をぐるぐると考えている内に、眠ってしまったらしい。
甲高い子供たちの声で、耕平は目を覚ました。
「コーヘイー! おっきろー!」
「朝ですよーっ」
ドン、と腹の上に衝撃が加わる。
「タッくんだけズルイ!」
「あーっ、ハナもハナもー!」
ドン、ドンとさらに二度の衝撃。目を開ければ、タイガ、ルカ、ハナの三人が耕平の上に一列で馬乗りになっていた。
「あ、起きた。もう、皆起きてるよ」
「おはよ……起きるから、そこどいて……」
耕平が身支度を済ませて部屋を出ると、三人とも廊下で待っていた。何やら嬉しそうにニコニコと笑っている。
「どうしたんだ? 何かあるのか?」
「えへへー、見てのお楽しみ!」
子供たちに背を押されるようにして、広間へとたどり着く。
広間の中央に置かれた長いテーブルの上には、スープにサラダ、パンに卵など、たくさんの朝食が並んでいた。
「うわ、すごい……」
「おはよう、コーヘイ。これ、子供たちだけで作ってくれたんだって」
「おはようございます、勇者様」
先に席に着いているティアナとイリサが振り返る。
「地下に、図書館を作ってくれたでしょう。そこにあった本を見て、見よう見まねで……文字は読めなくて絵と数字だけを頼りに作ったから、あまり上手じゃないけど……」
リナが自信なさそうに説明する。
「その目玉焼きね、私がつくったんだよ」
耕平の隣に座りながら、ルカが誇らしげに話す。
「ハナはねー、パンこねたのー! あとでね、ハルちゃんとチーちゃんが作ったケーキもあるんだよ」
言ってから、ハナは「あっ」と口を両手でふさぐ。
「これ、食べたあとのおたのしみだった。今きいたの、なしね」
ヒソヒソ声で言って、しーっと人差し指を立てる。
「コーヘイさんも来たことだし、食べよっか。リナ姉、大丈夫?」
「うん、平気」
リナはエプロンをはずし、席に着く。
耕平は膝の上で拳を握りしめ、うつむいていた。
「……食べる前に、皆に話しておきたい事があるんだ」
顔を上げ、机を囲む一人ひとりの顔を見つめる。
きょとんとした表情の子供たち。
「勇者様? いったい……」
「俺は、勇者なんかじゃないんだ」
イリサの声に重ねるようにして、耕平はきっぱりと言い放った。
「こんな突飛な話をして信じてもらえるか分からないけど、俺は今のこことは全く違った世界で暮らしていたんだ。気が付いたら、森の中で倒れていて……見覚えのない服や武器を身に着けていて……勇者を名乗ったのも、魔王討伐を目指すって話も、他に上手い状況説明ができないから、ティアナの誤解に乗っかっただけだった。本当は勇者なんて立派なものじゃないし、魔王の城がどこにあるかさえ知らないんだ」
子供たちは顔を見合わせる。ティアナとイリサは、真剣な表情でじっと耕平を見つめていた。
「そのまま、訂正するタイミングを失って……それに、勇者って呼ばれるのは、気分がよかった。別に、誰かに迷惑がかかるわけでもない。このままズルズルと旅を続ければいいやって、そんなふざけた事を考えてた。ずっと黙って、騙してて……本当にごめん」
耕平は、机に額がくっつくほどに頭を下げる。
「俺は勇者じゃないし、魔王を倒すのも『まあ、やってみてもいいかな』程度にしか考えていなかった。でも、今は違うんだ。魔王を倒したい。ちゃんとこの世界の事を知って、魔王の城に向かおうと思う。魔王ってやつと、ちゃんと話さなきゃいけない理由ができたんだ。
こんな事言える立場じゃないのは、分かってる。勇者でもない、運動神経も良くない俺と一緒じゃ、危険もあると思う。でも……ティアナ、イリサ。二人には、これからも俺と旅を続けて欲しい。魔王の城を目指すのを、手伝って欲しい」
しんと広間は静まり返っていた。
皆、驚いていることだろう。当然だ。ティアナも、イリサも、耕平が勇者だと信じてついてきてくれていたのだ。魔王を倒そうとしているのだと、信じて。
まさかその耕平自身がちゃらんぽらんな気持ちで適当に旅をしていたなんて、裏切りだと思われても仕方ない事だ。
静寂を破ったのは、ティアナの声だった。
「……話したい事って、それだけ?」
「……どんなに言葉を尽くしても、謝り足りないのは分かってる。でも――」
「なーんだ。真面目な顔して『皆に話したい事がある』なんて言うから、どんな話かと思った。これからも一緒に旅ね、うん、オッケーよ」
「え……」
耕平は顔を上げる。ティアナは、あっけらかんとした表情だった。
「え……オッケーって、そんな、軽い……俺、皆を騙してたんだぞ? 勇者じゃないんだぞ?」
「別に、コーヘイが勇者だろうとなかろうと、関係ないわ。魔王を倒しに行くって話も、思い返せば私、結構強い押しでまくしたてちゃってたから、コーヘイが気圧されて流されちゃったのも分からなくもないし。会ったばかりの時のコーヘイって、正直、人に対してちょっとビビってたでしょ?」
「ビビってまではいないけど……でも、まあ、人と話すのは苦手な方かな……皆のおかげで慣れてきたって感じで……」
「まあ、魔王の城の場所さえ知らなくて目的地なしに旅をしてたってのは、正直驚いたけど。でも、決して無駄な旅じゃなかったと思うの」
「勇者様」
イリサが口を挟んだ。その声は、珍しく力強いものだった。
「私は、勇者様に救われました。その事実は変わりません」
「あ……イリサ。俺は、勇者でもなくて……」
「勇者様は勇者様です。山賊を壊滅させたり、街全体を脅かしていた魔物を倒したり……勇気あるその行いは、勇者様そのものです。コーヘイ様を勇者でないと言うならば、この世界には勇者と名乗るにふさわしい人物なんて、誰一人としていないでしょう」
それは、買いかぶりすぎではないだろうか。褒めてくれるのは嬉しいが、同時に申し訳ない気持ちになってくる。
「それに、生まれでその方の立場が決まるのであれば、私も魔導士ではありません。私の家は、小さな農家でした。たまたま、一つ使える魔法があると言うだけなのです。
その人が何者なのかを決めるのに大切なのは、生まれや環境ではありません。その人が、どのように生きるかです」
真剣な瞳で話していたイリサの青い瞳が、ふっと優しく微笑んだ。
「あなたの生き方は、勇者様そのものです」
「私たちも、コーヘイさんに救われた」
そう口を挟んだのは、リナだった。
「勇者だろうと何だろうと、その事実は変わらない。そんな事で、コーヘイさんを責めたり嫌ったりなんて誰もしないよ。ねえ、皆?」
リナは、子供たちを見回す。六人の子供たちは、力強くうなずいた。
「皆……」
「そう言う事!」
ティアナが、明るい声で言った。
「皆、コーヘイが勇者だから好きなわけじゃない。優しくて、一生懸命で……そんなコーヘイだから、皆、大好きなんだよ。
さっ、ほら、食べよう! せっかく作ってくれたのに、冷めちゃったらもったいないもの! はい、いただきます!」
「いただきまーす!」
ティアナに続いて、子供たちも手を合わせ、フォークやスプーンを手に取る。
「イリサは、少し冷めたくらいがちょうどいいのです」
「コーヘイさんは、ミルクとコーヒーどっちがいい?」
傷つけてしまうかもしれないと思った。怒らせてしまうかもしれないと思った。
ここまで築き上げてきたものは崩れるだろう。最悪、一人で魔王を倒しに行く事さえ想定していた。
皆、耕平が思うよりも強く、そして優しい人達ばかりだった。
思わず涙ぐみそうになるのをこらえ、コーンスープを口に運ぶ。子供たちが作ってくれた料理はとても温かく、少ししょっぱい味がした。
勇者は俺!魔王も俺!? 上井 椎 @crescent29
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