俺の偽物への応援コメント
何というか……色々と考えてしまいました。たくさん考察したくなります(根拠のない勝手な深読みです)。
そもそも本物の定義って曖昧ですよね。親を含めた周りの人々にとって、「先にいた人」がどちらかは重要ではなく、善人の方を「本物」としておきたいんだろうなとか。
周囲の人から「本物」とされなかった方は、偽物となった時点で存在を奪われるわけで。名前も住所も戸籍も使えず……つまり社会的な死を意味するんだろうなとか。
そして社会的な死のあとで肉体的な死が素早く追い付いてくる結末まで、世界の修正力らしきものすら感じてしまいました。
意図されていたものと違ったらすみません"(-""-)"
作者からの返信
野守さん、ありがとうございます。
野守さんの考察、深いです。正直、そんなところまで考えて無かったw
家族や周囲の人にとっては「実は善人だった」というドラマに酔いしれるだろうとは思いました。そして本人ははじき出される。
そうですよね。彼にとっては社会的な死だったんですね。
野守さんのコメントに感動しました。
どんなに拙くても作品は発表した段階で作者の手を離れます。
わたしの意図なんかどうでもいいんです。逆に感謝です。
素晴らしい考察をありがとうございました。
俺の偽物への応援コメント
人助けをされて「評判は散々」「アイデンティティーがぶち壊し」と怒る清川に笑いました。普通なら喜びそうなことを、本気で迷惑がっている。その徹底したひねくれ方が、冒頭の自己紹介から一貫していますね。
周囲には善人のほうが本物として受け入れられていて、本人がいくら主張しても届かない状況は、可笑しいのに少し怖かったです。家族の確認やDNA鑑定まで揃ってしまい、どう決着するのか気になりました。
それほど不可解な事件なのに、弁護士たちの会議がふわっと終わってしまう脱力感も好きです。最後には確かにドッペルゲンガーの噂どおりになっていて、そういう形で成立するのか、と苦笑しました。本人にとっては切実な恐怖なのに、同情しきれないところが後を引きます。
作者からの返信
五月雨さん、ありがとうございます。
丁寧に読んでくださって感謝申し上げます。
この裁判、犯人の素性をまるで調べないで(名前が同姓同名だとしか……)死刑にしているという恐ろしく杜撰なものなので、ミステリーなどと言えた代物ではないのですが、優しい読者の皆さんがわざと触れないでくださるおかげで成立(?)していますw ミステリーではなくてメルヘンでしたね(^^;)
清川A本人が同情を引かないように、だれからも憎まれる悪人を描くのが難しかったです。
俺の偽物への応援コメント
子どもの頃読んだ、「世界の怪奇ばなし」的な本ではじめてドッペルゲンガーを知った時の薄気味悪さが蘇りました。
その本に書いてあった他の怪奇(ツタンカーメンの呪いとかそういうのです)は大抵「悪い人間」「欲深い人間」に罰を与えるような、何らかの意思が感じられるものばかりだったのですが、ドッペルゲンガーの目的のなさ、誰にでも訪れうる無差別性、なんだかドイツっぽい名前……すべてが当時のぼくには薄気味悪く恐怖でした。
なんなんでしょうね、誰が考えたんでしょうね、ドッペルさん。
たいへん楽しく読ませて頂きました。
ありがとうございます。
作者からの返信
志乃亜さん、ありがとうございます。
わたしもその本、読みました。恐かったですw
ドッペルゲンガーは心理学や精神医学にも出てきますが、結論としてまとめると「自分が一番恐い」……まとめ過ぎましたw
志乃亜さんなら、このモチーフで爆笑短編を書かれるのでしょうね。書いて欲しいなあ。
評価も感謝です。
俺の偽物への応援コメント
楽しく読ませていただきました!
善人になった偽物のせいで、本物が困り果てるという発想が面白いですね!
せっかく評判が良くなったのに、本人にとっては迷惑でしかないというのが、なんとも皮肉ですね。
そして最後は、ドッペルゲンガーの言い伝えどおりの結末に。自分が本物だと訴え続けた結果、こんな形で言い伝えを証明してしまうとは、なんとも皮肉の効いたオチでした!
作者からの返信
thirsty.さん、ありがとうございます。
読みに来てくださって嬉しいです(^^)
なんだかブラックなものを書いてしまいました。悪党は悪党なりの矜恃みたいなものがあるという設定にしてみました。
評価までありがとうございました。
俺の偽物への応援コメント
邦子さん、面白かった、サイコー!!ホント凄く良かった・・
本物と偽物。善人が本物だと思いたいところですが、そうじゃなかったんですね。
この本物、どうしようもない全くの悪人じゃないですか。
悪人であることをヨシとしているからでしょうか、偽物である善人の自分が許せないんですねぇ。
どうしようもないクズ野郎なのに、偽物のお陰で評判が良くなり、皆に感謝されたりさんざ付け回していた女性までが好きになってくれたりしたっていうのに・・
これを機に、人生やり直すこともできたのにね。
なのに殺しまでして悪人を貫きたかったなんてバカだね意味不明じゃん。
その結果、死刑だよ。やはり、出会ってしまったのが運の尽き、だったんだねぇ。
作者からの返信
88chama師匠! ありがとうございます!
師匠に面白かったと言って貰えるなんて最高に嬉しいです。
ドッペルゲンガーという不気味な伝説を下地にしたのですが、もの凄い悪人って書くの難しいですね。小悪党程度のものしか書けませんでした(^^;) こんな悪党だからドッペルゲンガーに出遭ってしまったのかも知れません。
評価もありがとうございました。
俺の偽物への応援コメント
たいへん面白かったです o(≧▽≦)o
悪人そっくりな善人が現れたら、善人のほうが偽物だと思われてしまいそうなのに、本来の悪人のほうが偽物だと思われてしまうというふしぎも、ドッペルゲンガーを見たら死ぬという言い伝えを意表を突くかたちで使っているオチも……!
自業自得ではありますが、しかしホントにもうすがすがしいまでの悪人でしたね、こいつは (>▽<*)ww
私のドッペルゲンガーが出たら、「サメって人間が大好物なんでしょ? こっわ! うわっ、クワガタ? 気持ち悪っ!」とか言い出しそうなので、絶対に出てこないでほしいです。
作者からの返信
ハルさん、ありがとうございます。
すがすがしいまでの悪人w
面白いと言ってくださって感激です。自分でも書いてて(わたしは何を書いているの?)と分からなくなりかけました。
ハルさんのドッペルゲンガーは見分けやすそうですね。サメを見せれば一発で分かりそうw
評価もありがとうございました。
俺の偽物への応援コメント
ドッペルゲンガーというと「出会ったら死んでしまう」と言われているせいで恐ろしいもののイメージがありますが、良いドッペルゲンガーもいたのですね。
偽物の方がみんなから求められるというのも悲しいことですが、本物がロクでもないと仕方のないことなのかも。
楽しくてちょっと怖いミステリー、ありがとうございました!
作者からの返信
志草ねな さん、ありがとうございます。
良いかどうかはわかりませんがw 性格が真逆のドッペルゲンガーがいたらどうなるだろうと妄想して書きました(^^;)
会わないに越したことはないようですね。
どちらも死んでしまうと言う無残な話になってしまいました。メルヘンとして読んでいただければと思います。
素晴らしいレビューもありがとうございました。