ほんの短い物語なのに、読み終えたあとも、しばらく二人のことを考えていました。大切な友人との別れ。そして、残された者の想い。物語の中で描かれているのは、二人の人生のほんの一部分です。だからこそ、どんなきっかけで出会い、どんな時間を一緒に過ごしてきたのだろうと、描かれていない日々まで知りたくなりました。短い文章の中に、友情の大切さと、失って初めて気づくものが感じられます。読み終わったあと、もう少しだけ二人の物語を読んでみたくなる、そんな作品でした。