ポムの目を通して描かれる、ヴェルツェルの寂しさと、彼を大切に思う小さな黒猫の健気さが心に残るお話でした。
誰かの力になりたいと思う一方で、本当は寂しくて、誰かと話したい。そんなヴェルツェルの姿が切なくて、だからこそ、彼のこれからを応援したくなります。
本編へとつながる前日譚のようなお話。これを読んで、ヴェルツェルが少しずつでも笑顔になれる未来を願わずにはいられません。
いつか学生服姿でハロウィンパーティーに参加して、同年代の子たちと一緒に楽しむヴェルツェルも見てみたいです。そんな何気ない青春のひとコマが、彼に訪れますように。