毎日のように一緒に帰るのに、学校では喋らない。近いようで、肝心なことは聞けない二人の距離感に惹かれました。高校最後の帰り道でも、会話はぶっきらぼう。けれど、言葉の裏にある期待や寂しさが伝わってきて、もどかしくも頬が緩みます。自転車で走る位置や、コンビニでの何気ない習慣にも、積み重ねてきた時間が感じられます。短い一話に、不器用な二人の青春が詰まっています。甘い余韻を楽しみたい方に。