第二話 猶予《ゆうよ》への応援コメント
事業をすると 、顧客の事だけ考えているわけにはいかず、会計の負担、税対応にも相当なリソースが割かれます。『西岡は、最初のコロッケを油へ落とした。』今は商売だけに専念できる。 その心情がひしひしと伝わってきます。
作者からの返信
Blackburn様
第二話にもご感想をありがとうございます。
商売をしていると、お客さんのことだけを考えていられる日はなかなかない。帳簿も税金も、本業の外側で、静かに時間と心を削っていきます。実際に事業をされてきた方の言葉だけに、重みを感じました。
最後のコロッケの一行に目を留めていただき、本当に嬉しく思います。西岡が取り戻したのは、お金というより、朝五時に何も考えずに油の前に立てる時間だったのかもしれません。その心情を受け取っていただけたことが、何よりの励みです
第一話 換価《かんか》への応援コメント
長年税理士との付き合いがありました、聞いた話ですが、経営者には何の落ち度もなくバブル崩壊後銀行の貸し剥がしに会い、取引先や従業員に強く責任を感じた経営者は縊死されたそうです。私は既に一線を引いておりますが(製造業ではありません)現役当時の事が思い起こされる内容でした。総勘定元帳、懐かしい響きです。
今後の展開しっかり喰いついていきます
作者からの返信
Blackburn様
遅くなって申し訳ありません。
第一話へのご感想、ありがとうございます。
バブル崩壊後の貸し剥がしのお話、胸に重く残りました。落ち度がないまま、取引先や従業員への責任をひとりで背負われた方がいた。数字の向こうには、いつもそういう人の顔があるのだと思います。黒瀬という男は、その重さを知る側の人間として書いています。
現役でいらした方に「総勘定元帳」を懐かしいと言っていただけたのは、書き手としていちばん嬉しいことでした。高村が夜ごと春江と綴じた帳簿の手触りが、少しでも届いていれば幸いです。
第三話 五年への応援コメント
仕方が無い事かもしれませんが、仕組みを知らないとこの社会は損をするようにできています。解決してほっとする、依頼者の顔が目に浮かびます。
作者からの返信
Blackburn様
第三話にもありがとうございます。
おっしゃる通り、仕組みを知らない人ほど損をする。制度はあっても、誰かが教えてくれるわけではありません。真紀のように、本来受けられたはずのものに何年も気づかないまま暮らしている人は、きっと少なくないのだと思います。
「行っておいで」と言えた夜の真紀の顔を、思い浮かべていただけたなら嬉しいです。
もう一つ返信させて頂きます。
★と素敵なレビューを、本当にありがとうございます。
「税理士版ブラックジャック」、身に余る呼び名をいただきました。
ただ、あちらは法外な報酬を取りますが、黒瀬は菓子折りひとつ受け取りません。そのあたりの不器用さも、楽しんでいただけたら嬉しいです。
本人に落ち度がないのに追い詰められる。そういう話を実際に見聞きしてこられた方に「身につまされる」と言っていただけたことは、何よりの励みになりました。
タニマチのご祝儀、太客からのバッグ、ホストの売掛。たしかにネタは尽きそうにありませんね(笑)。もっとも、黒瀬が引き受けるかどうかは、相談者が「困っている」のか「逃げている」のか次第のようです。
最終の話も、どうぞ楽しみにお待ちください。