タイトルの「ὁμίχλη(オミクレー )」は、
ギリシア語で「霧」または「もや」を意味する言葉です。
包まれると死んでしまう、
謎の白い霧と恐怖が街に広がっていく物語。
そして、
主人公の4人家族の避難の様子が、
臨場感あふれる筆致で描かれていて、
ドキドキハラハラさせられます。
その白い霧の正体は何なのか……
その白い霧から逃れる方法は……
切れ味鋭いサスペンス性と、
家族愛のあたたかさが同居していて、
一気読み出来る、
短編ヒューマンサスペンスです。
オチも秀逸ですので、
是非ご覧いただきたいです。