一文一行のテンポがそのまま心理状態の揺れ(嬉しさ→興奮→空虚感)を表していて、読みやすいのに重みがありました。「ゲームを最初からやり直す感覚」というたとえが秀逸で、多くの人が共感すると思います。「僕のカクヨム投稿は、まだまだ続く。」で終わる引き、次話も読ませていただきます。
誰しもが隠したがる「自作自演の快感」と、泥臭い自己愛が剥き出しになった一作です。評価されたい、認められたいという衝動に負け、複アカで星を自演してBANされる。あまりにも格好悪く、愚かな愚行ですが、その裏にある「自分の作ったものを愛してほしい」というド直球な欲求には、生々しい人間の臭みがあふれています。