まさに奇抜!
物語の始まりは、主人公の自宅の郵便受けに投函されていた一通のラブレター。
そこには「幼き日の約束」を思わせる言葉が綴られていました。
手紙に導かれるように、高校の青春の血潮をたぎらせながら「伝説の桜の樹の下」へと向かった主人公。
しかし、そこで待ち受けていたのは、ロマンチックな王道ラブコメの常識を根底からひっくり返す(うっちゃる)ような、誰も予期せぬ衝撃の展開でした。
煎田佳月子先生の作品といえば、どれも一風変わった尖ったセンスが魅力ですが、本作もその個性が存分に炸裂しています。
恋愛の象徴である「ラブレター(手紙)」を、まさかこんな角度から解釈して、タイトルの通り“うっちゃって”みせるとは……!
凡百のラブコメとは一線を画す、著者にしか描けない唯一無二の世界観に脱帽です。
ありふれた『手紙』の概念をうっちゃる、奇才・煎田佳月子先生の個性の爆発!
面白かったです!