誕生日という特別な日だからこそ、いつも以上に感じてしまう寂しさ。朝桐くんのそんな繊細な心情が丁寧に描かれていて、思わず共感してしまいます。そんな彼と、クールな雰囲気の中にさりげない優しさを持つ夜野くん。二人の会話や、少しずつ縮まっていく距離感がとても素敵です。人の優しさがすっと心を温めてくれる、読んだあとには明日が少し楽しみになるような、温かい余韻の残る素敵な作品です。