穏やかな瀬戸内海。
その美しい風景の裏側で、神と妖の戦いが繰り広げられていた!
厳島神社や吉備津神社など、実在の名所と古くからの伝承を組み合わせた世界観が魅力的です。
海坊主や鬼神、神獣に神器。日本の神話や妖怪たちが登場する戦いには迫力があり、土地に根づいた伝説が現代によみがえるような面白さがあります。
そして、兄の死をきっかけに、瀬戸内を守る「要」を継いだ少年・蓮。
突然背負うことになった重責に、どう向き合っていくのでしょうか。
美しい瀬戸内の風景を舞台に、神話と伝承、少年の成長が交わる和風ファンタジー。これからの冒険が楽しみになる作品です!
厳島神社や吉備津神社、因島など実在の瀬戸内の地を舞台に、海賊の末裔たちが神器と神獣を操って妖と戦う——その壮大な世界観にまず圧倒されます。
穏やかな高校生活と、海の底から迫る異形の気配との対比が巧みで、仲間との他愛ない笑い合いが一層切なく響きます。
亡き兄の影を追いながら自分の道を見出そうとする主人公の葛藤が丁寧に描かれ、迫力ある戦闘シーンの臨場感ある文章表現にも引き込まれました。地域の伝承を織り込んだ重厚な設定が、この先どう展開していくのか楽しみな一作です。
こんな人におすすめ
和風ファンタジー・バトルものが好きな方、実在の土地に根差した伝承の世界観を楽しみたい方、仲間との絆や成長物語にぐっとくる展開を求めている方。
舞台は、穏やかな海と島々が広がる瀬戸内。
でもその海の裏側では、神の加護を受けた「要」たちが、妖から日常を守っていました。
因島に暮らす高校生・村上蓮も、亡き兄の後を継いで突然その「要」に!
とはいえ、兄ほど強くない。
強敵には苦戦するし、仲間に助けられることもある。
それでも神器「滄牙丸」を手に、戦って、悩んで、少しずつ自分なりの強さを掴んでいきます。
そして舞台は因島から厳島へ!
村上海賊や厳島神社など、瀬戸内の土地や伝承が、神器・神獣・妖とのバトルへ繋がっていくのも面白いところ。
そんな瀬戸内を舞台にした、ご当地×神話×和風バトルファンタジーです(*'ω'*)
1章拝読させていただきました。
日常の眩しい潮風と、そのすぐ足元に広がる昏い妖異の世界が鮮明な筆致で描き出されており、潮の香りと冷たい気配が肌に伝わってくるようでした。
村上水軍の血や神器にまつわる重厚な背景がありながらも、兄への劣等感や友との時間を惜しむ蓮の迷いがとても人間らしく、温かい共感を呼びます。
神谷兄妹をはじめとする周囲の支えを受けながら、泥臭くも自らの足で「要」としての道を選び取っていく少年の姿に、確かな熱量を感じました。
八海神の結界が揺らぐ中、厳島に待つ綾たちとどんな交差を見せてくれるのか、これからの瀬戸内をめぐる戦いをずっと見守りたくなる作品です。
引き続き2章も拝読させていただきます。
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