ただでさえ最悪な人物が、最悪な能力を手に異世界に転生する。
その能力とは「捨てる」。
周りにいる人物をゴミ箱にし、自分にとって都合の悪いものをそこに放るという、唯我独尊極まれりなものであった――
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性格最悪な主人公の活躍もさることながら、
「捨てる」という行動を変わった位置から見つめている点が興味深い一作。
基本的に捨てることは「減失」を意味するものと思われるが、この作品においては特殊な形での「贈与」になっている。
捨てるもののチョイスも含め、妙にロジカルな感じがあり、こんなにぶっ飛んだ話なのになぜか納得感が出てくる作品であった。