登場人物や街の怪しい感じが文章全体に醸し出している。もう、出だしから裏道に入っていくような感覚を覚えた。怪しい雰囲気の人々が進めてくるアイテムの数々、私は実際に見たことがないのでぜひ、興味本位で見てみたくなる。まるで違○アイテムの通販番組をみたような感じがして笑った。
あのころのアジアはおもしろかった新興国としてのし上がっていくパワーにあふれうさんくさくてインチキくさくてイロモノだらけでちょっとだけ早く先進国の仲間入りをした日本人観光客は小銭を握りしめうかつでポンコツである意味おおらかでそんな愛すべきインチキな街をおとずれたひとたちが手にするポンコツ・マシーンにまつわるあれこれ読むと、元気をもらえるエッセイです!
人間も機械もなんかポンコツな感じがいい。騙す側も騙される側も紹介される機械も、何もかもが少しづつズレていて読んでいて楽しい。普通に、言っていることが正しいとしてそんなもの要るか? と思うものを友人が買っているのも面白い。