タイトルどおり、人間に近い感情を持った『魔導人形』同士が恋愛をするお話。
機械でありながら、恥じらいや喜びや悲しみを味わうことで、二つの個体がそれぞれ惹かれ合う様子を短編で余すことなく表現しているところが秀逸。
彼らが機械だからこそ、『恋愛』という言葉の重みを感じることができる――そんな気がしました。
AIが得意とする最適解。しかし、相手を思う感情によって、最適解に矛盾が生じる――それこそが『恋愛感情』というものなのでしょうか?
それは、理解ではなくまさに『情を感じる』ことなのかもしれない。
だから、『人間味』というそれ以外の言葉で言い表すことが難しい様子を、この二人から感じ取れるのではないでしょうか?
では、本当にAIは恋愛感情を理解することができるのでしょうか?
この作品のオチにそのヒントが隠されている気がしました(笑)