奄美大島に伝わる「ケンムン」の伝承を題材にした、とても味わい深い物語でした🌳✨
転校生として孤立していた主人公の心情が丁寧に描かれており、怪談でありながら青春小説としての魅力も強く感じられます📖🍀
特に巨大なガジュマルへ向かう場面は雰囲気たっぷりでした🌿🌫️
マングローブ林を抜け、人気のない森へ入っていく描写からは、奄美特有の自然の濃密さと不気味さが伝わってきます😨🌳
そして写真に写った異様な「手」の描写は本当にゾッとしました👻📸
頭の傷や高熱のエピソードも含めて、「これは本当にケンムンの仕業だったのでは」と思わせる説得力があります❄️😳
しかし本作が素晴らしいのは、それだけで終わらないところです✨🌈
怪異に遭遇した主人公は不幸になるのではなく、その経験によって友人たちとの距離を縮めることになります🤝✨
怖さと懐かしさと幸福感が同居した、とても贅沢な短編でした🌺✨
怪談が好きな方にも、心温まる物語が好きな方にもおすすめしたい一作です📚🌳💕✨