新しいもの。気分がいい。それに、性能がいい。けれど、これからは、高性能なAIと人生を共にする時代。長い時間を一緒に過ごしたAIとの別れがあるかもしれません。データのバックアップ、ハード変更に伴う、ソフト入れ替え。それも完璧とは言えません。AIロス🤖💦そんな言葉が生まれるかもしれません。このお作品は、そんな新時代の幕開けと、“人と機械の絆“を描いています。ぜひ、お読みください🤗⭐✨
わずか1話の掌編でありながら、読後に温かい余韻と切なさが残る素晴らしい作品です。「僕」とロイドの間に紡がれる絆や思い出が丁寧かつ鮮やかに描かれており、SF的な設定の魅力とキャラクターの温もりが絶妙に調和しています。
便利であることと、大切であることは、同じではない。新しいものは、古いものより速い。賢い。何でもできる。だから古いものは、新しいものに置き換えればいい。理屈では、そのはずなのに。この物語を読みながら、ロイドが少しずつ古くなっていくのと同時に、僕らの中にも少しずつ「それでも」が積み重なっていく。そして最後には、ロボットの話を読んでいたはずなのに、人間が何かを愛するとはどういうことなのかを考えていました。とても優しい物語でした。
最近AIとかが人類を滅ぼすのではないか、とか言ってるじゃないですか。ショートショートの名手、若月先生の新作はズバリ、ロボットです。さて、ロボットは人間にどんなことをしてくれるのでしょう。現実に起こりそうなリアルさの中、夢中で読んでいくと、その結末は?短いので、ご自分でお確かめください。面白いですよ。
この作品で描かれている世界に近い未来は、もう目の前まで迫っているように思います。だからこそ、この作品の主人公のような心を、未来を生きる子供たちにも持ってほしいと、切に願います。時代との向き合い方を、人の心の在り方を考えるきっかけになる良作です。