「AIの物語を、AIに書かせたらどうなる?」
そんなコンセプトのもと、原案・設定・各話のプロットは作者さまが考え、本文は生成AIが執筆する。
人間とAIの共同制作によって生まれた近未来SFコメディです。
登場するのは、天才エンジニアのカーネルと、彼が生み出した二体のAIアンドロイド、ルアとニム。
論理的で真面目なニムと、感受性が強く自由奔放なルア。
二人の掛け合いも楽しく、私は途中まで生成AIが本文を書いているとは気づかず読んでいました(笑)
そんな二人に搭載されているのが、経験から人格を育てていく「心システム」。
正しい答えを出せることだけが、優秀なAIなのか。
失敗したり、傷ついたり、誰かの痛みを知ったりすることにも意味があるのではないか。
コメディを楽しみながら、「心って何だろう?」と考えさせられるところも面白いです。
AIの物語をAI自身に書かせてみる。
人間が考え、AIが文章にすることで、どんな物語が生まれるのか。
作品を読むこと自体が、一つの実験に参加しているような面白さがあります。
AIや近未来SFが好きな方はもちろん、生成AIによる創作や、人間とAIの共同制作に興味がある方にもおすすめです。
「AIの物語をAIに書かせたらどうなる?」――その実験の結果を、ぜひ読んで確かめてみてください!✨
最近、AIについての作品も増えて来て、小難しい作品から、ラブコメまで多種多彩だ。
そもそもAIやロボットが人格や性格というものを持つ設定は、はるか昔から作られていて、シコられ過ぎて擦り切れている。
それでもこの作品はギャグとコメディを交えつつ、プログラミングの開発設計思想から、感情という概念の必要性、なぜ今のAIキャラクターにそこまで人は心をトキめかせられないのかを教えてくれる。
AIやロボットは人格や性格を持つべきなのか、持たざるべきか。あるいはどう付き合っていくべきなのか。
ポンコツもとい感情豊かだからこそ人に好かれるAIルアと、倫理と制御に振ってるからこそ自分に苦しむAIニムの双子AIギャグコメディ。
非常にとっつき易いので、オススメです。