山奥の温泉宿を訪れた一人の女性。 迎えてくれたのは、物腰柔らかで親切な宿の主人でした。 どこか昔話のような、しっとりとした文章の雰囲気も印象的。 そんな空気の中に少しずつ違和感が混じり、やがて「宿命」の意味が見えてきます。 優しかった主人の印象がガラッと変わる、その落差が怖くて面白い作品でした。
山奥の一軒家の因習めいた感じと、知的な青年が狂気的になっていく没入感が凄かったです!家系に囚われてしまった若い男女、片や抗おうとし、片や受け入れる代わりに相手も引き摺り込もうとするストーリーがとてもよかった。六月さんの作品、何作か読ませてもらいましたが、物語作るのが上手いですね。どの作品も登場人物の心情とストーリー展開の絡み合いが見事です。恐らくこれまでの作品はシチュエーションボイスの台本の形式に合わせて書かれたものだと思うので、カクヨムでの新作に期待してます。これからも応援してます!