かなり雰囲気のあるSF導入でした。冒頭の「【不自由】の対義語は、きっと【自由】なんかじゃない」から、管理され尽くしたゼルヴァリアの社会がじわじわ怖くなっていきます。特にリックの「胸の熱」と、幼馴染グリサスの密かな反抗が対照的で良いですね。最後にセクター0へ入り、培養カプセルと胸の熱が呼応するところで一気に「ここから何が始まるんだ?」という期待感が出ました。五千四百七十一回目の朝が、果たして本当に最後の“いつも通り”になるのか気になります。