200文字。
――文字数としては、決して長くはない。
なのに読み終えた瞬間、
「……もう一度、最初から読みたい」
そう思いました。
言葉が跳ねる。
音が重なる。
漢字が化ける。
意味を掴んだと思った瞬間、その言葉がするりと別の顔を見せてくる。
短い。
とにかく短い。
だからこそ、一文字たりとも油断できない。
そして読み終えたあと、タイトルをもう一度見てほしい。
できれば、そのままもう一度読んでほしい。
きっと一読目とは違うものが見えてくる。
速い人なら、数十秒で読めてしまう。
けれど、その数十秒だけで終わる作品ではない。
――この200文字、侮るなかれ。
さあ。
じっくり。
しっかり。
なんなら瞳孔まで見開いて。
この尖りに尖った200文字の世界へ、真正面から飛び込んでみてほしい!
――私は、まんまと二周目へ連れていかれました(笑)